皮膚科について

皮膚科について

一般皮膚科の診療を行っています。
当院では皮膚科領域について30年以上の実績を誇る担当医師がおります。
皮膚科(院副院長深澤泰子医師)では獨協医科大学皮膚科学教室元教授山崎先生の外来に週に1度30年近く通い、山崎式皮膚科学の薫陶を受けその真髄を完璧に受け継いでおります。
皮膚の病気には、たくさんの種類があります。
原因もいろいろで、外的因子によるもの、内的因子によるもの、加齢によるものなど、極めて多様です。
簡単に治るものもありますが、根気よく気長につき合っていく必要のある疾患も少なくありません。しかも治療法は限られています。しかし、たとえ決定的な治療法は無くとも、適切なスキンケアと軟膏などの外用療法を行うことによって、より良い状態を保ち、慢性的な皮膚病と上手につき合っていくお手伝いをいたします。
また、「皮膚は内臓を映す鏡」という言葉を耳にされたことがおありかと思います。内臓をはじめとする体内の状態や血行の調子、ホルモンバランス、ストレスの有無などが複雑に絡み合って、肌の症状として現れてくることが少なくないのです。
ですから、小さな皮膚疾患を検査しているうちに思わぬ内科的疾患が見つかることもあります。そうしたケースもありますので、皮膚の異常が見られたら、早めにご相談ください。


巻き爪治療

巻き爪の発症、悪化の一因は爪の角の切りすぎや、きつい靴を履いたため横からの圧力が高まり爪が巻いてくるのではないかと推察されていますが、当院では巻き爪発症、悪化の誘因を手技療法の立場では以下のように考えています。
足関節うちくるぶし後方の長母趾屈筋腱が縮んで収縮していると足関節を背屈する時に背屈できず、足先を浮かして背屈し重心を後方の踵にかけて前脛骨筋を収縮させ足関節を背屈させ、歩行するようになります。そうすると後方重心になり浮き足になって、足の指に地面から加わる圧力が減ってしまい巻き爪になってしまうことがあると考えています。
当院では腰から仙腸関節、下腿にかけての筋肉と筋膜、それに繋がる腱をAKA療法をはじめとした手技療法で緩め足関節を背屈しやすくして、踵から前足底の方に重心を前方移動させ地面を掴むように歩行させ、足趾の爪にかかる地面からの圧力を増やして、巻き爪の発生や悪化を防ごうと考えて治療しております。また女性や、筋肉のない方では筋肉や筋膜、腱が伸び切って固まっている場合もあると考え、筋収縮をさせながらリリースするテクニックを使用しております。
痛みや炎症が強い場合には手技療法などでは対応できませんから、陥入爪を合併して爪周囲に肉芽がある場合には、切除せず皮膚科で液体窒素による冷凍凝固を実施して除去しております。そのうえで爪の変形に対しては巻き爪マイスター®装着による矯正治療を行っております。必要な場合は爪をやわらかくするリネイルゲル®の塗布を併用して行い、巻き爪矯正に効果を上げることもあります。当院では整形外科で実施しております。

治療費用

巻き爪マイスターのみ 10,000円(税別)
巻き爪マイスター+薬剤 15,000円(税別)

巻き爪治療 80歳女性の場合

治療前期治療前期
治療後期治療後期

ご本人の了承を得て掲載しております。

巻き爪治療 70歳女性の場合

術前術前
術後術後

ご本人の了承を得て掲載しております。

酒さ(しゅさ)

お顔の赤いのが治らない、ステロイドを塗っても悪化するばかりで困ったという事はありませんか。酒さ(しゅさ)かもしれません。
酒さというと酒飲みの中年男性の赤鼻、団子鼻を思い浮かべますが、実際は若い女性にも起こることがあります。顔の中央部のほほから鼻にかけて赤くなり、吹き出物や細い血管の拡張なども見られます。
原因は不明ですが、アルコールやカフェイン、からい物などの暴飲暴食で悪化します。
ステロイドをつけたり、洗顔を繰り返しても、全く改善しません。
当院の副院長 深澤泰子医師が山崎式治療法を行えばすぐ改善することが多いです。
副院長 深澤泰子医師の外来は水曜日の午前中を除いて毎日あります。金曜日の午後と日曜、祝日は当クリニック自体がお休みです。

医師のプロフィールはこちら
副院長:深澤 泰子

治療前治療前

治療後治療後


金属アレルギー

原因:金属でできたネックレス、ピアス型のイヤリング、指輪、ブレスレット、メガネ、金属成分を含む化粧品、歯科での治療用金属性の詰め物などがあります。
原因金属としてはニッケルが一番多く、コバルト、クロム、パラジウムも多いです。
ニッケルはチョコレートにも入っているので、チョコレートを食べて皮膚疾患が悪化する人はニッケルアレルギーの可能性があります。
ニッケルはアクセサリーにもよく使われます。コバルトは歯の治療に使われます。クロムは革製品に利用されています。

症状:かゆみを伴う湿疹、皮膚炎などの形をとることが多く、汗をかくところに金属アレルギーは出やすいです。
長年治らない扁平苔癬や尋常性乾癬、貨幣状湿疹、アトピー性皮膚炎、掌蹠膿疱症、膿疱状汗疱、手湿疹(お仕事で金属製ハサミを使う方)が実は金属アレルギーが原因だったという事もあります。

治療:アレルギー反応を起こしている原因金属の除去

当院皮膚科では金属アレルギーのパッチテストを実施しております。検査金属は以下の通りです。

1.塩化アルミニウム 2%
2.塩化金酸 0.2%
3.塩化第二スズ 1%
4.塩化第二鉄 2%
5.塩化白金酸 0.5%
6.塩化パラジウム 1%
7.三塩化インジウム 1%
8.四塩化インジウム 1%
9.塩化亜鉛 2%

10.塩化マンガン 2%
11.臭化銀 2%
12.硫酸銅 1%
13.硫酸ニッケル 5%
14.塩化第二水銀 0.05%
15.塩化コバルト 2%
16.硫酸クロム 2%
17.重クロム酸カリウム 0.5%


こんな疾患でお悩みの方はご相談ください。

接触性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、急性湿疹、慢性湿疹、乾燥肌、じんましん、にきび、しみ、しわ、水虫、うおのめ・たこ、単純ヘルペス、帯状疱疹、白斑、円形脱毛症、やけど、皮膚腫瘍(ほくろ、粉瘤、老人性いぼ、皮膚がん)、乾癬(かんせん)、多汗症など

クリニック概要

深澤クリニック

〒329-1206
栃木県塩谷郡高根沢町平田1920-1

電話番号:028-676-0671

アクセス:烏山線 仁井田駅より徒歩6分

駐車場:駐車場235台分有

診療時間 日・祝
8:00 ~ 12:00
14:00 ~ 18:30

土曜日は17:30まで

休診日:日・祝

ペインクリニック

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