全労済の自賠一括治療は取り扱えなくなりました。

先日全労済の組合員が加害者となる交通事故の被害者が来院し、全労済は深澤クリニックと取引がないから自賠一括には出来ない、どうしても深澤クリニックにかかるなら自分でお金を払って全額自費で治療を受けるか、自賠一括治療にしたいのなら他の二つの病院(具体的に名前を挙げて)のどちらかに行くよう強要されたと相談してきました。

このため全労済に問い合わせたところ、全労済2課課長より、全労済は深澤クリニックとは自賠一括の取引はしない、取引中止の文書も出さないと一方的に通告してきました。

その理由は今まで何度か深澤クリニックとトラブルになっているためだそうです。

一番新しいトラブルというのは、全労済が整骨院の自賠一括治療を認めていながら、医師が診断・治療をしている当クリニックの自賠一括治療を認めなかったため、当方が全労済の担当者に猛抗議した件であります。

平成30年10月22日

当院のご案内

当深澤クリニックは痛みの治療を中心に展開しております。 腰痛、肩こり、膝痛などの一般的な痛みから、重篤な灼熱痛(カウザルギー)や関節リウマチまで、果ては心因性疼痛まで対応しております。

当院のいろんな治療法で背骨の周りの筋緊張を取り除いてしまうとほとんどの痛みが消失あるいは改善してしまいますが、悪化してしまう疾病が2個あります。1つは関節に炎症がある関節リウマチ、もう1つは骨粗鬆症により脊椎圧迫骨折を起こしている場合です。関節リウマチはリウマチ専門医の副院長がリウマトレックスという飲み薬や生物製剤という最新治療法を駆使して多くの患者さんを回復に導いております。骨粗鬆症は日本骨粗鬆症学会が推奨する腰椎+大腿骨を測定する骨密度測定装置(GE Healthcare社製)を保持し測定、治療に役立てております。

これらは拙著「痛みがとれる私の治療法(おおとり舎1994年刊)」、「痛みをとる私のベストテクニック(現代書林1999年刊)」、「疼痛治療最前線(幻冬舎ルネッサンス2010年刊)」などで詳しく述べてありますが、最近激増してきている交通事故によるむち打ち症(鞭打ち損傷、外傷性頚部症候群)については痛みがとれる私の治療法と痛みをとる私のベストテクニックでちょっと触れているだけで不充分でしたので、今回私の30年以上の臨床経験を踏まえて詳しく述べてみたいと思います。

むち打ち症

図1
図1
(画像をクリックすると拡大します)


図2
図2
(画像をクリックすると拡大します)


図3
図3
(画像をクリックすると拡大します)

図4
図4
(画像をクリックすると拡大します)


図5
図5
(画像をクリックすると拡大します)


むち打ち症は外傷性頚部症候群と同じ意味に使われ、頚椎だけの損傷と考えられがちですが,実は全身にダメージを受けていることがほとんどで関節や筋肉、靭帯だけでなく、筋肉を包む筋膜や脳と脊髄を包む硬膜(図1)にまでねじれやゆがみが生じている可能性があります。特に硬膜へのダメージがひどければ硬膜がやぶれて脳脊髄液が漏れ頭痛などをおこす脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)(図2)が発症してくる可能性もあります。また数は少ないですが軽微な外傷でも治りが極めて悪く激烈な痛みが発生する反射性交感神経性萎縮症(RSD)(図3)という病態が発症してくることもあります。
このようなきわめて複合的な病態のため痛み止めとシップという定番治療や頚部に電気をかけている治療だけでは全く効かず治らないで苦しんでいる方もたくさんおられます(自然治癒力の強い10代の人や若い人で軽症の場合には数ヶ月の電気治療だけでも保険会社が言うように治るようですが)。
当院では、20年以上にわたって培った洗練されたAKA療法などを始めとする手技療法やペインクリニックとしての神経ブロック療法、鍼治療などの東洋医学的治療法などを行い、大きな効果をあげています。手術をしないで痛みをとる施設としては最高峰レベルにあると自負しております。

またレントゲン写真やMRI検査で異常がない場合でも心の病気だとか、痛いと思うから痛いんだ心配ないなどと言ってシップと痛み止めでお茶を濁すというようなことをして患者さんを突き放すことがあってはならないと考えております。確かに事故のストレスや相手保険会社の対応の理不尽さ、不誠実さへの怒りなどから脳の神経伝達物質が減少し脳から脊髄に下っていく痛みを抑制する経路の信号が減少しうつ状態となって痛みが感じやすくなる状態に陥ることはありえますが(図4)、画像に出ない程度の筋肉や靭帯の損傷や、関節の袋の中の微小な動きの制限が起こっていたり、脊髄を包む硬膜という膜のゆがみやねじれ(図1)、硬膜がつなぐ頭蓋骨と仙骨(背骨の一番下にあり背骨を支える骨盤内の骨です)の微小な呼吸に伴う動きが制限され脳脊髄液の循環が損なわれて痛みが発生することもよくあることであります。
また、気(エネルギー)の流れが滞って痛みを起こすこともあります。
このような原因から痛みが生じているにもかかわらず、あきらめてしまっている患者さんが少なくないのは非常に残念だと思います。

追突されてむちうち症を起こす状態を考えてみますと、まず体幹が後ろ上方にいくことによって頚椎に縦方向の圧迫力が加わり、続いて頚椎は過伸展(強く後ろに伸ばされ)し、胸椎、腰椎も伸展(後方にのばされ)します。このとき硬膜の前側もひきのばされてダメージを受けます。また下顎骨に対し頭部は後上方に移動し口が開き顎関節(あご)が伸ばされ同時に頭と第一頚椎の間の関節〔環椎後頭間関節〕の前方が伸ばされます。続いて頚椎は過屈曲(強く前に曲げられ)し、胸椎、腰椎も屈曲(前に曲げられ)し、同時に頭部は下顎骨に対し前下方に移動し口が強く閉じられ顎関節に強い圧迫力が加わり、環椎後頭間関節の後方が伸ばされます(図5)。また肩関節も前方に移動しシートベルトの関係で右肩のほうがより前内方に伸ばされます。体が前方の方に行くとダッシュボードに膝を打ちつけたり、ブレーキや床を強く踏みつけてしまい、足関節や膝関節、股関節、仙腸関節にダメージを受けることになります。このようにむちうち症というのは頚椎だけでなく顎関節、環椎後頭間関節、肩関節、胸椎、腰椎、仙腸関節、股関節、膝関節、足関節がダメージを受け、それ以外に脳や脊髄を包む硬膜や背骨を支える靭帯や筋肉、筋膜も伸ばされたり、曲げられたり、捻られたりしてダメージを受けているわけです。頚椎の電気治療だけで治そうというのは無理があるというのがわかりますでしょう。

治療ですが当院では以下のようなラインナップを取り揃えております。


当院では以下のテクニックを主に使い全身の6つの治療ポイントを中心に治療し、筋膜や硬膜のねじれやゆがみ、過緊張まで取り除くことをめざしております。

イ)AKA療法:

仙腸関節を中心に関節の袋の中のわずかな動きを徒手によって改善させる治療法で当院の手技療法の中核をなすものであります。仙腸関節のAKA療法で下半身や体幹の筋緊張や、関節の動きが即座に改善することも多くあります。

ロ)カイロプラクテック:

頭蓋骨や背骨や骨盤の関節の微小な動き(遊び)の消失あるいは減少をカイロプラクテックではサブラクセーションあるいはフィクセーションと言っておりこの部を徒手矯正で改善させます。頭蓋骨や背骨や骨盤の関節の遊びがロックされたものを回復させるのに重宝しております。関節のロックをとり、後頭骨(頭蓋骨)、仙骨の動きをつけ、硬膜の捻れをとり、脊髄神経の圧迫をとり除き、脳脊髄液の循環を改善させ脳脊髄神経の活性化させます。私のカイロプラクテックの師匠である日本カイロプラクテックリサーチ協会の塩川満章総裁はむち打ち症では最初に第5頚椎が後方にズレ、頚椎前彎(頚椎の前方への反り)の減少あるいは消失をひきおこしてくると言っています。

ハ)オステオパシー:

オステオパシーの治療範囲は筋骨格系だけでなく内臓系、神経系、内分泌系、免疫系と幅広く内容も複雑でありますので、当院では筋骨格系と内臓系の一部に対する治療のみとりいれております。とくに他の手技療法ではあまり扱わない頭蓋骨や鎖骨や肋骨、横隔膜や骨盤隔膜、硬膜などに対する治用法も確立されており、なかなか治らない症状に対し別のアプローチをすることが出来て重宝しております。具体的には固まったりズレたりして機能障害を起こした関節(オステオパシーではこれを体性機能障害SDと言っています)に対し独特の揺り動かすような揺動運動を加え治療していくもので関節の炎症が強い場合や腰の曲がった老人に対してもなかなかの効果を発揮します。カイロプラクチックでは背骨などの骨をスラストという手の素早い動きで動かすのに対しオステオパシーでは背骨などを支える筋肉や靭帯が作る張力線のバランスを独特の揺するような動きでとっていきます。私のオステオパシーの師匠であります日本クラシカルオステオパシー研究会の松澤和則会長はむち打ち症においては第5頚椎は第6、第7頚椎の後方の棘突起が長いので後方にはズレずむしろ前方に偏位すると言っています。一見カイロプラクテックの考えと矛盾しているように見えますが、カイロプラクテック治療ではズレた椎骨に接触しその下の椎骨に対して正常方向に矯正するのに対し、オステオパシー治療ではズレた椎骨の一つ上の椎骨に接触しズレた方向に矯正していますので実際は同じようなことをやっている可能性があります。実際の臨床でも頚椎が後に反っていて(後彎)第5頚椎が前方に行きにくく後方に行きやすくなっているときに第5頚椎を後方から前方に矯正を加えてもあまり改善せず、むしろ第4頚椎を前方から後方への悪い方向へ矯正するとロックが取れてあっという間に改善するということもあります。

2, 鍼治療

針治療は鞭打ち症の患者さんの上半身のモヤモヤした不快感によく効きます。また腰や背中の重だるい感じにもよく効きます。事故後の手足の冷感、下半身の冷えにもきわめてよく効きます。脳底部に行く血流が交感神経の緊張によって減少して起こるバーレ・リュウ症状と言われるめまい、吐き気、耳鳴などがなおってしまう人も少なくありません。むち打ち症の特効穴と言われている6つの経穴を中心に治療しております。

3, 神経ブロック

当院のペインクリニックで行うむち打ち症に対する神経ブロックは星状神経節ブロック(図6)と硬膜外ブロック(図1)が主なものであります。交感神経が関与したひどい痛みや冷えやしびれ、神経根(神経が脊髄から分かれる根元の部分)が炎症を起こした神経痛などに劇的に効くことがあります。重篤な灼熱痛(カウザルギー)や反射性交感神経性萎縮症などが事故後発症し交感神経節永久ブロック(図7)が必要な場合はペインクリニック専門病院に紹介しております。


図6
図6
(画像をクリックすると拡大します)

図7
図7
(画像をクリックすると拡大します)


イ)星状神経節ブロック:

むち打ち症後のバーレ・リュウ症状(めまい、吐き気、耳鳴)や首を後に反らしたときに背中や腕に痛みが走る場合(神経根症状)、頭痛、ひどい項背痛、上肢痛などに奏効します。

ロ)硬膜外ブロック:

頑固な頚部痛、頚椎運動制限、背部痛、腰痛、上下肢痛に劇的に効く事があります。知覚神経以外に交感神経もブロックするので痛みがとれる上に血管を拡張して血流を改善し冷えやしびれにも効果を発揮します。

ハ)交感神経節永久ブロック:(図7

事故後交感神経が関与するといわれている重篤な灼熱痛(カウザルギー)や反射性交感神経性萎縮症が発症した場合に速やかに実施しなければなりません。

4, 薬物療法

薬物療法は、病院に行っても痛み止めとシップだけ処方され相手にされないと憤っている患者さんも多いのであまり行わず、手技療法や神経ブロックなど徒手空拳だけで治そうとしていた時期もありましたが、受傷後早期の炎症や運動制限がひどい人にはかなりの効果があります。また最近は慢性疼痛や線維筋痛症などにも効果があるとされるオピオイド(麻薬様物質)を配合したお薬や神経の異常放電をおさえるお薬も出てきたので治りの悪い方や急性期の方には多用しております。

イ)消炎鎮痛剤(痛み止め)

ロ)筋弛緩剤(筋肉のこり、緊張を緩める)

ハ)中枢性鎮痛剤(脳から脊髄への痛み抑制システムを働きやすくする)

ニ)抗てんかん剤(神経の異常放電を抑える)

ホ)抗うつ剤(図8)

ヘ)非麻薬性鎮痛剤(オピオイド)

ト)漢方薬 などがあります。


イ)消炎鎮痛剤

図9
図9
(画像をクリックすると拡大します)

ステロイド系消炎鎮痛剤と非ステロイド系消炎鎮痛剤があります。

  1. ボルタレン:非ステロイド系消炎鎮痛剤の中でstrongest、一番効果が強く切れ味がよいですが胃腸障害も起こしやすい。
  2. ロキソニン:胃の負担が少ないプロドラッグ製剤(成分が体内で吸収されてから活性型に変化し効果を発揮するお薬)で優れた鎮痛効果・解熱効果を発揮します。
  3. セレコックス:痛みや炎症を引き起こすタイプのプロスタグランジンという生理活性物質を大量に作るCOX-2という酵素を抑制し、胃粘膜を保護するタイプのプロスタグランジンという生理活性物質を作るCOX-1という酵素は抑制しないというお薬で胃にやさしく鎮痛効果よりも関節の炎症を抑える作用がかなり強いです。(図9
  4. モービック:同上
ロ)筋弛緩剤
  1. ミオナール:筋肉の緊張を緩めて筋肉内の血管を拡げ血流を増やして肩こりなど全身のこりと痛みを改善します。
  2. デパス:筋肉の緊張と不安を取り除きます。言い換えれば身体と精神の緊張をとるおくすりです。
ハ)中枢性鎮痛剤
  1. ノイロトロピン:からだにそなわる痛みを抑える神経(脳から脊髄にいく下行性疼痛抑制系)のはたらきを回復させ(図4)、また血流もよくして痛みを和らげます。痛み以外にしびれ、だるさ、冷感などの症状にも効果があり、胃腸障害などの副作用もほとんどありません。
ニ)抗てんかん剤
  1. リリカ:過剰興奮した神経細胞の異常放電を抑えるお薬です。人によってはふらつき,めまい、眠気などの副作用がおこることがあるので車の運転をしない女性で主婦の人には適しています。
ホ)抗うつ剤(図8

図8
図8
(画像をクリックすると拡大します)

  1. トレドミン:うつ状態を改善し痛みの閾値を上げ痛みを感じにくくするとともに、からだにそなわる痛みを抑える神経(脳から脊髄にいく下行性疼痛抑制系)のはたらきを回復させ痛みを抑えるのに効果を発揮します。この神経伝達物質にはセロトニンとノルアドレナリンという2つ物質がありノルアドレナリンを増やす抗うつ剤の方が痛みを抑える効果が強いとされています。
  2. サインバルタ:同上

ヘ)非麻薬性鎮痛剤:(オピオイド)
  1. トラムセット:アセトアミノフェン(カロナール)という炎症を抑える作用がほとんど無い鎮痛剤とドラマドールというオピオイド(麻薬様物質)の合剤で依存性はありません。痛みを感じる脳や神経に作用し痛みを改善します。からだにそなわる痛みを抑える神経(脳から脊髄にいく下行性疼痛抑制系)のはたらきを回復させ(図4)痛みに効果を発揮します。便秘や吐き気の副作用が出ることがあります。
ト)漢方薬

図10
図10
(画像をクリックすると拡大します)

図11
図11
(画像をクリックすると拡大します)

東洋医学では人体を構成する要素として気(エネルギー)、血(血液〕、水(リンパ液)があるという考え方があり痛みはこの気、血、水の流れが滞った気滞、血瘀,水毒という状態と、気が枯渇し熱エネルギーが生み出せなくなりひどい冷えを生じた陽虚という状態で生じると考えられます。これらに対し、頭に四のつく漢方薬4Kシリーズを処方しています。

  • 気滞→四逆散(理気剤)
  • 血瘀→四物湯(駆瘀血剤、補血剤)+サフラン(駆瘀血剤)
  • 水毒→四苓散(利水剤)
  • 陽虚→四逆湯(補陽剤)

他に加工ブシ剤:冷えによる痛みに効果を発揮します(補陽作用)。
アコニンサン錠:同上、ブシの中のアコニチンを抽出したものです(補陽作用)。
サフラン:骨盤のうっ血をとり気(エネルギー)の流れを改善します(駆瘀血作用+理気作用)。
他に脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)(図2)に対する自家血パッチ療法(図10)は栃木県内では実施施設がないので東京の病院の脳外科に依頼して実施してもらっております。

重篤な灼熱痛(カウザルギー)や反射性交感神経性萎縮症に対する脊髄刺激療法(脊髄硬膜外通電法)(図11)は獨協医大日光医療センター麻酔科に依頼して実施してもらっております。

当院の方針

  1. 痛み止めとシップのみの従来の漫然とした治療法ではなく上に上げたような治療法を最大限に駆使し治癒に導くよう全力を尽くします。
  2. レントゲンやMRI検査で異常がなくても存在する痛みが数多くあるということを十分に認識し真摯に対応します。
  3. 加害者側損保会社の執拗な自賠一括治療の打ち切り交渉に音をあげておられる患者さんも数多くおられると思います。事故に遭われた上に相手損保会社の失礼で不快な対応に二重に憤り悩み苦しんでおられる多く方々を拝見しますと全く気の毒で出来るだけ患者さんに寄り添いたいと考えております。こちらは弁護士ではないので非弁活動は出来ませんが、相談窓口や監督省庁を紹介しております。

自賠責保険について

交通事故の自賠一括治療ではすでに他の病医院や接骨院にかかっていても当院に転院することは可能です。被害者の立場はそれだけ強いもので、自賠一括治療は損害賠償の一環として行われるものですから、保険会社や加害者に、かかりたい、または転院したい医療機関をはっきり伝えましょう。

詳しくは国土交通省のホームページに載っていますが、主なポイントを以下に記しておきますので、参考になさってください。
・被害者の過失割合による保険金の減額割合は傷害に関わるものに関しましては過失割合7割未満までは減額がなく、7割以上10割未満までは2割減額となっています。
・通院慰謝料の計算では①総治療日数(通院期間内の日数)、②実通院日数(実際に治療を受けた日数)×2で①と②の少ない方を基準に1日あたり4200円×日数で計算します。
・交通費は必要かつ妥当な実費で自家用車は1km当たり15円、公共機関は実費、タクシーの通院交通費は医師が必要と認めた場合が原則。
・休業損害は事故前3ヶ月の給料総支給額÷90日で1日の休業損害の日額を計算(休業損害証明書で立証)し、休業損害の日額が5700円より少ない場合は5700円、これを超える収入のある人の上限は1日19000円が限度(上限)で支払われます。家事従事者は1日につき5700円です。
*損害保険会社等は自賠責保険金等の支払いについて、請求者に支払い基準の概要、保険金等の支払い手続きの概要、紛争処理制度の概要などについてを書面により交付することが義務付けられています。また支払うときは支払い金額、後遺障害等級とその判断理由、減額割合とその判断理由、異議申し立ての手続きを、支払わないときは支払わない理由を書面で交付することになっております。自賠責の支払い金額や後遺障害の等級に不服がある場合自賠責に異議申し立てができ、最終手段として「自賠責保険・共済紛争処理機構」に対し紛争処理の申し立てができます。さらに自賠責保険会社に対し、訴訟の提起もできます。自賠責保険金などの支払いが支払い基準に違反し、または書面による適正な説明対応が行われていない場合に、自賠責法16条の7に基づき、国土交通省に対しその事実を申し出ることができます(国土交通省自賠責保険関連ホームページ「支払いの適正化」参照)。

相談窓口

図12
図12
(画像をクリックすると拡大します)

損保ADRセンター(損害保険紛争解決サポートセンター)(0570-022-808)(図12
保険オンブズマンン(03-5425-7963)外資系損害保険会社に対する相談、苦情に対応しています。
栃木県庁内交通事故相談所(028-623-2188)AM9:00~11:30、PM13:30~15:30
示談時の慰謝料額が妥当がどうかの相談以外はあまり役に立たないようです。

監督省庁

A)金融庁金融サービス利用者相談室保険担当(03-3506-6000):

交通事故の自動車保険の仕組み、制度などについて知らないことも多いでしょうからお気軽に相談してくださいということでした。
東京海上損保、三井住友海上損保、損保ジャパン、あいおい損保、日本興亜損保、日新火災、富士火災など

B)経済産業省共済担当(03-3501-1763)

関東自動車共済、全国トラック共済などの協同組合保険の監督省庁、他の共済保険も中小企業担当の経済産業省が監督省庁

C)農林水産省共済担当

JA共済の監督省庁だが個別の具体的な案件には対応できないのでJA共済連には払えとも払えないとも指示できないといっています。
栃木県庁の経済流通課担当様:028-623-2295に電話したところ指導できないということです。

D)厚生労働省(03-5253-1111)

全労災の監督省庁

E)総務省(03-5253-5111)

自治労共済の監督省庁、昔の官公労の流れを汲む意識が強いのか何も怖くない、誰の意見も聞かないという担当者もいます。

交通事故の被害者になられて加害者が強制保険(自賠責保険)以外に任意保険(自動車保険)に入られていてこちら(被害者)の過失が多くなければ、任意保険会社が自賠一括払いを医療機関に依頼してきます。そうすると患者さんの窓口負担が0になりますが自賠責の支払い限度額120万に達する半年程度で自賠一括払いを停止してくることが特に通販系や外資系の損保会社に多くみられます。自賠一括払いとは任意保険会社がサービスとして自賠責保険の分も一括して治療費を医療機関に支払い、後で自賠責保険に請求します。任意保険会社としては120万を越えると自分の会社の方から支払わなければなりませんから半年を越えるあたりから被害者にいろいろな圧力をかけたり打ち切り専門の弁護士を出してきて打ち切り宣告書を被害者と医療機関に送ってくる保険会社もあります。ただ加害者としては自賠責保険でまかないきれない部分を保障する為に任意保険に入っているのでしょうから営利目的だけでなりふり構わず圧力をかけてくるのは理不尽なことです。
自賠責保険の管轄官庁は国土交通省であるのに対し任意保険の管轄官庁は財務省です。私が国土交通省自動車局保障制度参事官室に電話して聞いたところによりますと、被害者に対して支払う保険金には支払基準というのが設けられており、自賠責保険基準、任意保険基準、弁護士基準、裁判所基準という順に金額が高くなっていきます。基準というのは相場のことです。自賠責保険基準については国土交通省のホームページに載っていますが主なものでは被害者の過失割合による保険金の減額割合は傷害に関わるものに関しましては過失割合7割未満までは減額がなく、7割以上10割未満までは2割減額となっています。通院慰謝料の計算では①総治療日数(通院期間内の日数)②実通院日数(実際に治療を受けた日数)×2で①と②の少ない方を基準に1日あたり4200円×日数で計算します。交通費は必要かつ妥当な実費で自家用車は1km当たり15円、公共機関は実費、タクシーの通院交通費は医師が必要と認めた場合が原則。休業損害は事故前3ヶ月の給料総支給額÷90日で1日の休業損害の日額を計算(休業損害証明書で立証)し休業損害の日額が5700円より少ない場合は5700円、これを超える収入のある人の上限は1日19000円が限度(上限)で支払われます。家事従事者は1日につき5700円です。
損害保険会社等は自賠責保険金等の支払いについて、請求者に支払い基準の概要、保険金等の支払い手続きの概要、紛争処理制度の概要などについてを書面により交付することが義務付けられています。また支払うときは支払い金額、後遺障害等級とその判断理由、減額割合とその判断理由、異議申し立ての手続きを、支払わないときは支払わない理由を書面で交付することになっております。自賠責の支払い金額や後遺障害の等級に不服がある場合自賠責に異議申し立てができ、最終手段として「自賠責保険・共済紛争処理機構」に対し紛争処理の申し立てができます。さらに自賠責保険会社に対し、訴訟の提起もできます。自賠責保険金などの支払いが支払基準に違反し、または書面による適正な説明対応が行われていない場合に、自賠責法第16条の7に基づき、国土交通大臣に対しその事実を申し出ることができます(国土交通省自賠責保険関連ホームページ「支払いの適正化」参照)。

クリニック概要

深澤クリニック

〒329-1206
栃木県塩谷郡高根沢町平田1920-1

電話番号:028-676-0671

アクセス:烏山線 仁井田駅より徒歩6分

駐車場:駐車場235台分有

診療時間 日・祝
8:00 ~ 12:00
14:00 ~ 18:30

土曜日は17:30まで

休診日:日・祝

ペインクリニック

深澤クリニック 透析センター